心得顔(読み)ココロエガオ

デジタル大辞泉 「心得顔」の意味・読み・例文・類語

こころえ‐がお〔‐がほ〕【心得顔】

[名・形動]よく知っているというような顔つき、そぶり。「心得顔に振る舞う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心得顔」の意味・読み・例文・類語

こころえ‐がお ‥がほ【心得顔】

〘名〙 (形動) 物事事情がよくわかっているといった顔つき。得意そうなさま。
源氏(1001‐14頃)若菜上「ふと心えがほにも何かはいらへ聞えさせん」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二「漁師がやをら起て舟を寄せる。犬が逸早く心得貌にひらりと飛び乗る」

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