心恥(読み)うらはずかしい

精選版 日本国語大辞典 「心恥」の意味・読み・例文・類語

うら‐はずかし・い ‥はづかしい【心恥】

〘形口〙 うらはづかし 〘形シク〙 (「うら」は「こころ」の意) なんとなく恥ずかしい。心に恥ずかしく感じるさま。
人情本・英対暖語(1838)初「色気は自然に備れども〈略〉うらはづかしき我心」
うらはずかし‐げ
〘形動〙
うらはずかし‐さ
〘名〙

こころ‐はずか‥はづかし【心恥】

〘形シク〙 相手に対した時、こちらが恥ずかしく思うさまである。気がひける感じである。遠慮される。
※宇津保(970‐999頃)楼上下「御いらへ、いまめかしからず心はづかしき程にきこえ給ふ」
こころはずかし‐げ
〘形動〙
こころはずかし‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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