心早(読み)ココロバヤ

デジタル大辞泉 「心早」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ばや【心早】

[形動ナリ]すばやいさま。気がはやいさま。
「―に下り立って、駕籠かごの衆大儀、と乗り換ゆる」〈浄・博多小女郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心早」の意味・読み・例文・類語

こころ‐はや・し【心早】

〘形ク〙 心の働きが敏捷である。気転がきくさまである。機敏である。
古今著聞集(1254)一二「大殿さる心はやきものにて、ことありとさとりて」
こころはや‐さ
〘名〙

こころ‐ばや【心早】

〘形動〙 すばやいさま。気ばや。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)下「我顔を見せじと忍ぶ頬かぶり、心ばやにおり立て」

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