心残(読み)こころのこり

精選版 日本国語大辞典 「心残」の意味・読み・例文・類語

こころ‐のこり【心残】

〘名〙 (形動) あとに思いの残ること。思い切れぬこと。また、そのさま。気がかり。未練
浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)二「今宵、くるわを出ると思へば、嬉しい半分名残も半分、心残は此(この)しんぞうのから琴殿」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android