心長閑(読み)ココロノドカ

デジタル大辞泉 「心長閑」の意味・読み・例文・類語

こころ‐のどか【心長閑】

[形動][文][ナリ]心静かにのんびりしているさま。「春の一日心長閑に過ごす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心長閑」の意味・読み・例文・類語

こころ‐のどか【心長閑】

〘形動〙 気持のゆったりとして、のんびりしたさま。心静かなさま。心の落ち着いてゆったりしたさま。
※延喜十三年亭子院歌合(913)「春風の吹かぬ世にだにあらませば心のどかに花は見てまし〈宇多法皇〉」
※栄花(1028‐92頃)花山たづぬる中納言「世の中正月より心のどかならず、怪しうもののさとしなど繁うて」

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