心頭を滅却すれば火も亦涼し(読み)シントウヲメッキャクスレバヒモマタスズシ

デジタル大辞泉 の解説

心頭しんとう滅却めっきゃくすればまたすず

無念無想境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺快川紹喜織田信長に攻められ火をかけられた時に、このを発したという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android