忍提灯(読み)しのびちょうちん

精選版 日本国語大辞典 「忍提灯」の意味・読み・例文・類語

しのび‐ちょうちん ‥チャウチン【忍提灯】

〘名〙 (「しのびぢょうちん」とも)
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま「ちゃうちん立よとよばはって、忍びちゃうちん鞘はづせば、万燈会のごとく也」
貴人などが人目を忍んで夜行するときに、替え紋などをしるして携帯した提灯。〔随筆雲萍雑志(1843)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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