志布志[町](読み)しぶし

百科事典マイペディア 「志布志[町]」の意味・わかりやすい解説

志布志[町]【しぶし】

鹿児島県東部,曾於(そお)郡の旧町。志布志湾に臨む主集落は近世には国内外の貿易で栄えた港町で,日南線が通じる。サツマイモ,タバコ中心の農業,牛と豚の畜産漁業が主産業であるが,工業団地が造成され企業の進出が進む。ビロウ葉製品を特産海岸日南海岸国定公園に含まれ,湾内に枇榔(びろう)島がある。2006年1月,曽於郡松山町,有明町と合併し市制志布志市となる。141.59km2。1万8801人(2003)。

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