志摩[町](読み)しま

百科事典マイペディア 「志摩[町]」の意味・わかりやすい解説

志摩[町]【しま】

三重県東部,志摩郡の旧町。志摩半島南端の先志摩半島を占め,北は英虞(あご)湾に臨む。湾内の真珠養殖をはじめ,アワビ,イセエビなどの漁業が盛んで,中心の和具(わぐ)は海女(あま)の町として有名。伊勢志摩国立公園に属し,南方大島ハマユウなど暖地性植物が豊富。2004年10月志摩郡浜島町,大王町,阿児町,磯部町と合併し,志摩市となる。17.01km2。1万4818人(2003)。

志摩[町]【しま】

福岡県西部,糸島郡の旧町。糸島半島西部を占め,西方姫島を含む。野菜やイチゴ,ミカンの多産地で,漁業も行われる。海岸や姫島は玄海国定公園に属し,芥屋大門(けやのおおと),可也(かや)山などの景勝地がある。2010年1月前原市,糸島郡二丈町と合併,糸島市となる。54.55km2。1万7290人(2005)。

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