精選版 日本国語大辞典 「志願兵」の意味・読み・例文・類語
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軍の恒常的な構成員ではないが,個人の自由意志によって,一定の期間軍に服務する兵員をいい,このような制度を志願兵制という。これと対比するものとして,強制義務的な徴兵制がある(徴兵制度)。東側諸国と,かなり多くの西側諸国は,徴兵制をとっている。全志願兵制をとっている主要国はイギリス(1960以降),日本で,アメリカも1974年以降は志願兵制を原則としている。徴兵制をとっている国でも,志願兵制を併用している国が多い。志願兵は,通常長期兵役服務が可能であり,また試験等によって適格者だけを採用できるので,高度の技術を修得させるのに適し,海・空軍や,陸軍でも複雑な技術を要する職種には,志願兵をあてることが有利である場合が多い。反面,コストが高くつくことと,兵員数が多くなると募集に困難をきたす欠点がある。このため,国によっては,平時は志願兵制をとり,有事徴兵制を併用するところもある。志願兵を長期在営にともなって下士官や将校に昇進させ,軍の恒常的基幹要員になる道を開くのが普通である。
執筆者:塚本 勝一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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