忠兵衛新田(読み)ちゆうべえしんでん

日本歴史地名大系 「忠兵衛新田」の解説

忠兵衛新田
ちゆうべえしんでん

[現在地名]藤枝市大洲おおす二丁目・大西町だいせいちよう二丁目・忠兵衛

五平ごへい村の東に位置し、志太しだ郡に属する。村の北辺近くを栃山とちやま川が流れ、南は遠江国榛原はいばら善左衛門ぜんざえもん新田。寛永一三年(一六三六)水野氏が田中藩主のとき高一二石余で一村として起立されたというが、同一九年の田中領郷村高帳や寛文四年(一六六四)の西尾忠成領知目録(寛文朱印留)に村名の記載がなく、前島まえじま村に含まれていたと思われる。寛文一二年田中藩主西尾忠成により検地が行われ、高一五四石余、田畑毛付反別一四町四反余とされた(「高反別帳」藤枝市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android