念を押す(読み)ネンヲオス

デジタル大辞泉 「念を押す」の意味・読み・例文・類語

ねん・す

重ねて注意する。また、注意して確かめる。「必ず出席してくれるように―・す」
[類語]釘を刺すくさびを刺す駄目を押す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「念を押す」の意味・読み・例文・類語

ねん【念】 を 押(お)

相手に十分に確かめる。重ねて注意する。念をつかう。念を突く。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「客のくるかこねへかを、茶屋に念(ネン)をおすことまで、しょうちしちゃあ、楽屋が見どほしで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android