思も著く(読み)おもうもしるく

精選版 日本国語大辞典 「思も著く」の意味・読み・例文・類語

おもう【思】 も 著(しる)

  1. 予想どおり。案の定。
    1. [初出の実例]「中将も、うちとけ、思ふもしるく、『こぞの秋ごろにや侍けむ〈略〉』とかたるを」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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