思謀(読み)おぼしたばかる

精選版 日本国語大辞典 「思謀」の意味・読み・例文・類語

おぼし‐たばか・る【思謀】

〘他ラ四〙 (「おもいたばかる(思謀)」の尊敬語) あれこれと思いをこらされる。はかりごとをお考えになる。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「后の宮は、御心にこそよろづおぼしたばかりつれ」

おもい‐たばか・る おもひ‥【思謀】

〘他ラ四〙 あれこれ思いをこらす。はかりごとを考える。工夫する。計画する。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「『いかにして迎へいでむ』とのみおもひたばかりて、御かたがたへもわたり給はず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「思謀」の読み・字形・画数・意味

【思謀】しぼう

はかる。

字通「思」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android