怠り果つ(読み)おこたりはつ

精選版 日本国語大辞典 「怠り果つ」の意味・読み・例文・類語

おこたり‐は・つ【怠果】

  1. 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 病気がすっかりなおる。全快する。
    1. [初出の実例]「みだり心ちはまだおこたりはてねど」(出典:大和物語(947‐957頃)一〇一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android