恋の大海(読み)こいのたいかい

精選版 日本国語大辞典 「恋の大海」の意味・読み・例文・類語

こい【恋】 の 大海(たいかい)

  1. 恋心が深く大きいことを大海にたとえていう語。恋の海。
    1. [初出の実例]「妓(よね)なさけの、底深き、是かや恋の大海を、かへも干されぬ蜆川」(出典浄瑠璃・心中天の網島(1720)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android