(読み)コウ

デジタル大辞泉 「恍」の意味・読み・例文・類語

こう〔クワウ〕【×恍】

[ト・タル][文][形動タリ]うっとりとするさま。また、ぼんやりするさま。
「―として夢中夢に入るの感あるのみ」〈福沢福翁百話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恍」の意味・読み・例文・類語

こうクヮウ【恍】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 うっとりするさま。おぼろげなさま。
    1. [初出の実例]「今日これを思へば、恍(カウ)として夢境の如し」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)二)
    2. [その他の文献]〔老子‐二一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android