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恩讐の彼方に【おんしゅうのかなたに】
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世界大百科事典 第2版の解説-
おんしゅうのかなたに【恩讐の彼方に】
菊池寛の短編小説。1919年《中央公論》に発表。江戸中期の禅僧真如庵禅海による豊前国耶馬渓の青ノ洞門開削の史実に取材し仇討の念をも人間愛に結びつけた作者の代表作。作者自身の脚色による劇化は《敵討以上》と題し,1920年帝国劇場で13世守田勘弥によって初演以来,2世市川猿之助,沢田正二郎らがしばしば上演している。講談や浪花節にも取りあげられ,とくにかずかずの文芸浪曲を手がけた酒井雲による口演が好評を博した。・・・
▼恩讐の彼方にについて記述のある項目
青ノ洞門【あおのどうもん】
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百科事典マイペディアの解説-
菊池寛の短編小説。1919年《中央公論》に発表。僧了海と,彼を敵(かたき)とねらう実之助とが協力して洞門を開削したという筋で,耶馬渓(やばけい)青ノ洞門の由来記に取材,敵討の非人間性を批判し,人間の情の高さを描いたもの。
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デジタル大辞泉の解説-
おんしゅうのかなたに 〔オンシウのかなたに〕 【恩讐の彼方に】
菊池寛の小説。大正8年(1919)発表。耶馬渓、青ノ洞門由来を脚色。あだ討ちの非人間性と、ヒューマニズムの勝利を描く。
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