息抜(読み)いきぬき

精選版 日本国語大辞典 「息抜」の意味・読み・例文・類語

いき‐ぬき【息抜】

〘名〙
① (つめていた息をはき出す意から) 緊張から解放されてしばらく休むこと。休息。息つぎ。
※洒落本・寸南破良意(1775)跋「一時勝負(いっときせうぶ)の息貫(イキヌキ)間にあいもおかしきもの歟」
換気通風をよくするための穴や窓。息出し。換気口。いきぬかし。
逆徒(1913)〈平出修〉「息抜きの窓が奥の方の手も届かない処に切られてあるが、夜は戸をしめてしまふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android