恵比須大黒(読み)えびすだいこく

精選版 日本国語大辞典 「恵比須大黒」の意味・読み・例文・類語

えびす‐だいこく【恵ヱ比須大黒】

  1. [ 一 ] えびす神と大黒神。財福の神として、民家で普通二体並べてまつる。また一般に、まもり神のこと。
    1. [初出の実例]「御家に、穴山殿なんど、夷大黒(ヱビスだいコク)にて、紙子を作、きてありかるる」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)
  2. [ 二 ] ( 夷大黒・蛭子大黒 ) 狂言。各流。比叡山大黒天西宮の夷が長者の家の福神となるいきさつを描く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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