恵比須扇(読み)エビスオウギ

デジタル大辞泉 「恵比須扇」の意味・読み・例文・類語

えびす‐おうぎ〔‐あふぎ〕【恵比須扇】

しめ飾りなどにつけて、新年の祝いに用いる粗末な作りの扇。伊勢国山田(三重県伊勢市)の産。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恵比須扇」の意味・読み・例文・類語

えびす‐おうぎ‥あふぎ【恵ヱ比須扇・戎扇】

  1. 〘 名詞 〙 近世、伊勢国山田(三重県伊勢市)で、正月の祝儀用に売り出された粗製の扇。
    1. [初出の実例]「戎扇に千代かけて」(出典:歌謡・伊勢音頭二見真砂(歌謡集成本)(19C前)涼み台)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android