悔紛・口惜紛(読み)くやしまぎれ

精選版 日本国語大辞典 「悔紛・口惜紛」の意味・読み・例文・類語

くやし‐まぎれ【悔紛・口惜紛】

〘名〙 (形動) くやしさに気が奪われて、理性分別を失うこと。また、そのさま。
人情本・恋の花染(1832‐34)初「良人と恃(たの)む伝兵衛殿に、嫌はれたる口惜紛(クヤシマギ)れ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android