悪実(読み)あくじつ

精選版 日本国語大辞典 「悪実」の意味・読み・例文・類語

あく‐じつ【悪実】

  1. 〘 名詞 〙 ゴボウ種子漢方で、消炎剤解毒剤として用いる。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の悪実の言及

【ゴボウ(牛蒡)】より

…主産地は耕土の深い関東地方に多く,とくに埼玉県での生産が多い。【平岡 達也】
[料理]
 ゴボウは古くは〈キタキス〉〈ウマフブキ〉と呼ばれ,悪実とも書いた。ゴボウの料理としては《庭訓往来》に見える〈煮染牛房(にしめごぼう)〉あたりが古く,続いて《北野社家日記》などにたたきゴボウが出現する。…

※「悪実」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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