悲風惨雨(読み)ヒフウサンウ

デジタル大辞泉 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

悲しみを誘う風とむごい雨。苦しみの多い人生生活をいう。
「―ならび至り、力なく光なく」〈独歩・わかれ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悲風惨雨」の意味・読み・例文・類語

ひふう‐さんう【悲風惨雨】

〘名〙 悲しみを催す風とむごい雨。人生または生活の悲惨なことをいう。
※わかれ(1898)〈国木田独歩〉「悲風惨雨(ヒフウサンウ)ならび至り力なく光なく」

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