悶悶・懣懣(読み)もんもん

精選版 日本国語大辞典 「悶悶・懣懣」の意味・読み・例文・類語

もん‐もん【悶悶・懣懣】

〘名〙 (形動タリ)
① (━する) うれえもだえること。心配し悩むこと。心の晴れないこと。また、そのさま。
※竹の里歌(1904)〈正岡子規〉明治三四年「衰弱頓に加はり昼夜悶々」
解剖室(1907)〈三島霜川〉「気が悶々してならぬ」 〔水滸伝‐第二回〕
道理に暗いこと。心の暗いこと。決断力がにぶいこと。また、そのさま。〔老子‐二〇章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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