惜口に風を入る(読み)あたらくちにかぜをいる

精選版 日本国語大辞典 「惜口に風を入る」の意味・読み・例文・類語

あたら【惜】 口(くち)に風(かぜ)を=入(い)る[=引(ひ)かせる]

せっかく言ったことがむだになってしまう。せっかく意見をしたり良い声で歌ったりしてもかいがなくなる。
浮世草子・新色五巻書(1698)一「あたら口に風引かせるが損なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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