惟首(読み)ゆいしゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「惟首」の解説

惟首 ゆいしゅ

826-893 平安時代前期の僧。
天長3年生まれ。京都元慶(がんけい)寺で遍昭(へんじょう)に灌頂(かんじょう)をうけ,比叡山徳円に天台をまなぶ。寛平(かんぴょう)3年円珍の跡をつぎ園城寺(おんじょうじ)長吏2世,翌年天台座主(ざす)となった。寛平(かんぴょう)5年2月25日死去。68歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身俗姓御船。号は法興。通称は虚空蔵和尚。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android