惰容(読み)だよう

精選版 日本国語大辞典 「惰容」の意味・読み・例文・類語

だ‐よう【惰容】

  1. 〘 名詞 〙 なまけてだらしのない姿。ほっとして気持をゆるめる様子
    1. [初出の実例]「婦人座にすすみ来れば、衆みな起敬し、〈略〉座を起て入れば、衆始て惰容あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐張湛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「惰容」の読み・字形・画数・意味

【惰容】だよう

怠るさま。〔後漢書、張湛伝〕光武、に臨み、或いは惰容るときは、湛、輒(すなは)ち其の失を陳諫す。常に白馬に乘る。、湛を見るに、輒(すなは)ち言ふ、白馬生、且(まさ)に復(ま)た諫めんとすと。

字通「惰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android