惻怛(読み)そくだつ

精選版 日本国語大辞典 「惻怛」の意味・読み・例文・類語

そく‐だつ【惻怛】

〘名〙 悲しんで心をいためること。
※続日本紀‐慶雲二年(705)四月壬子「毎於此怛於心。冝五大寺読金光明経。為上レ民苦
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三「この女児を見し時、惻怛哀憐の情、吾が胸中に填満し」 〔礼記‐問喪〕

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普及版 字通 「惻怛」の読み・字形・画数・意味

【惻怛】そくだつ

いたみかなしむ。〔漢書、文帝紀〕(後二年)匈奴和親す。詔して曰く、~今民を憂し、之れが爲に惻怛して安んぜず。~故にはし、~以てが志を單于(ぜんう)に(さと)さしむ。

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