意義(読み)いぎ

精選版 日本国語大辞典 「意義」の意味・読み・例文・類語

い‐ぎ【意義】

〘名〙
言葉などの表現によってあらわされる意味内容
日本詩史(1771)一「雖造語不一レ合、意義自全」
② 言葉、事柄行為などが現実にもつ価値。ねうち。多く、重要なものをいうのに用いる。
哲学字彙(1881)「Import 意義、旨趣
武蔵野(1898)〈国木田独歩〉七「首府郊外と連接する処の趣味と共に無限の意義がある」

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デジタル大辞泉 「意義」の意味・読み・例文・類語

い‐ぎ【意義】

言葉によって表される意味・内容。「その語の本来意義
その事柄にふさわしい価値。値うち。「意義ある生活
[類語]意味意味合いニュアンス語感本義広義狭義価値概念いいこころ語意語義字義文意含意含み

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普及版 字通 「意義」の読み・字形・画数・意味

【意義】いぎ

事がらのわけ。意味。趣意。〔神仙伝、班孟〕能くを含み、紙を舒(の)べ、~之れをくに、皆字をす。滿紙各り。

字通「意」の項目を見る

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