意識一般(読み)イシキイッパン

デジタル大辞泉 「意識一般」の意味・読み・例文・類語

いしき‐いっぱん【意識一般】

《〈ドイツBewußtsein überhauptカント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする、認識の究極的根拠としての自己意識。先験的統覚。純粋統覚。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「意識一般」の意味・読み・例文・類語

いしき‐いっぱん【意識一般】

〘名〙 (Bewußtsein überhaupt の訳語) 哲学で、客観的普遍的な認識をなりたたせる意識のあり方。カントの用語に始まる。超越論的あるいは先験的統覚。〔国民百科新語辞典(1934)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android