愛徳憲章(読み)あいとくけんしょう(英語表記)Carta caritatis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛徳憲章」の意味・わかりやすい解説

愛徳憲章
あいとくけんしょう
Carta caritatis

シトー修道会 (→シトー会 ) の規則を述べた文書。 1119年に教皇カリスツス2世に提出されたが,最終的な形は 55年にできあがった。シトー修道会に属する各修道院について,創立母院院長による監査のための訪問,年1回の大会,僧院長選挙,不正な院長や修道院の矯正などの規則を定めている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android