愛盛(読み)いとしざかり

精選版 日本国語大辞典 「愛盛」の意味・読み・例文・類語

いとし‐ざかり【愛盛】

〘名〙 最もかわいらしい年頃。
浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)下「いとしざかりを情なく、松川のみな底に柴漬(ふしづけ)に沈め給ふ」

あい‐ざかり【愛盛】

〘名〙 幼児のいちばんかわいらしい時期。
※雑俳・智恵車(1716‐36)「師走の手半日留まる愛盛り

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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