感覚上皮(読み)カンカクジョウヒ

デジタル大辞泉 「感覚上皮」の意味・読み・例文・類語

かんかく‐じょうひ〔‐ジヤウヒ〕【感覚上皮】

感覚細胞を含む上皮。目の網膜鼻腔粘膜など。

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精選版 日本国語大辞典 「感覚上皮」の意味・読み・例文・類語

かんかく‐じょうひ ‥ジャウヒ【感覚上皮】

〘名〙 特定の感覚細胞が多数集まって感覚器官に分化した動物の上皮。高等動物にみられる網膜、鼻孔内の嗅上皮など。

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世界大百科事典(旧版)内の感覚上皮の言及

【上皮】より

… 血管の内皮は一般に単層扁平上皮であるが,とくに内皮endotheliumとよび,また心膜腔,腹膜腔,胸膜腔の表面をおおう上皮は単層扁平上皮であるが,とくに中皮mesotheliumとよぶならわしである。 上皮はその機能によって,被蓋上皮,腺上皮,吸収上皮,感覚上皮,呼吸上皮などに分けられる。たとえば表皮は被蓋上皮(ケラチンを分泌する),膵臓や唾液腺のようなほとんどの外分泌腺の終末部は腺上皮,腸管の上皮は吸収上皮,内耳のコルチ器の上皮は感覚上皮,肺の上皮は呼吸上皮である。…

※「感覚上皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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