慈童女(読み)じどうにょ

精選版 日本国語大辞典 「慈童女」の意味・読み・例文・類語

じどう‐にょ【慈童女】

  1. 慈童女長者(じどうにょちょうじゃ)の子で慈童女と呼ばれた少年。世の人の苦しみを代わって受けようと願い、死後兜率天(とそつてん)に生まれて父母善根を積むよう教えたという。慈童。
    1. [初出の実例]「捺梨宿命。感慈童女之発機」(出典江都督納言願文集(平安後)五・顕季卿室千日講結願願文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android