慢性保菌者(読み)まんせいほきんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の慢性保菌者の言及

【保菌者】より

…保菌者には,潜伏期保菌者といって発病前の段階で病原微生物を排出するもの,また回復期保菌者といって臨床症状が消えてしまった後も,しばらくの間病原微生物を排出するもの,そして,健康保菌者といって,終始臨床症状を呈することなく病原微生物を体内に保有し,かつ排出しているものがある。健康保菌者を永続的保菌者または慢性保菌者ということもある。この場合,少なくとも病原微生物が体内に侵入したことがあり,それにもかかわらず発病しない,という前段階がある。…

※「慢性保菌者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android