慰種(読み)なぐさみぐさ

精選版 日本国語大辞典 「慰種」の意味・読み・例文・類語

なぐさみ‐ぐさ【慰種】

〘名〙 気ばらしや娯楽材料。なぐさめぐさ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
評判記色道大鏡(1678)凡例後人のそしりまのあたりなれど、若輩のなぐさみ草とならば罪ゆるしたべ」

なぐさめ‐ぐさ【慰種】

〘名〙 なぐさめとなる材料。心をいやす手段
源氏(1001‐14頃)東屋「命侍らむ限りは、何か、朝夕のなぐさめぐさにて見過ぐしつべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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