憂楽(読み)ゆうらく

精選版 日本国語大辞典 「憂楽」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐らく イウ‥【憂楽】

〘名〙 うれいとたのしみ。
太平記(14C後)三五「則ち知る又王者憂楽(ユウラク)は衆と同かりけりと云事を、白楽天も書置侍りき」 〔春秋左伝‐襄公三一年〕

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普及版 字通 「憂楽」の読み・字形・画数・意味

【憂楽】ゆう(いう)らく

うれえ、また楽しむ。宋・軾〔喬太傅和せらる。復た次韻して之れに答ふ〕詩 百年、三日 老、常にばに居る 其の、互ひに憂樂す 笑、悲を雜(まじ)ふ

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