憒憒(読み)かいかい

精選版 日本国語大辞典 「憒憒」の意味・読み・例文・類語

かい‐かいクヮイクヮイ【&JISF2E4;&JISF2E4;】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. ごたごたと、みだれるさま。また、ごてごてと、くどいさま。
    1. [初出の実例]「但其中録次京師近時作者、大為憒憒」(出典日本詩史(1771)凡例)
    2. [その他の文献]〔荘子‐大宗師〕
  3. 理解力のにぶいさま。
    1. [初出の実例]「応是窃罵吾憒憒、追前人去趨斗纏」(出典:頼山陽詩集(1832)一九・茶山老人竹杖歌)
    2. [その他の文献]〔曹植‐当牆欲高行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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