憤気(読み)ふんき

精選版 日本国語大辞典 「憤気」の意味・読み・例文・類語

ふん‐き【憤気】

〘名〙
① いきどおりの気持。また、怒った様子
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉四「其の巧譃は能く他の憤気を和らげ、児啼を笑はしめ」 〔中論‐慎所従〕
気力が満ちている様子。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「容貌神采は勇鋭にして憤気を帯ぶれど」

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普及版 字通 「憤気」の読み・字形・画数・意味

【憤気】ふんき

怒気

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