懐柔(読み)カイジュウ

デジタル大辞泉 「懐柔」の意味・読み・例文・類語

かい‐じゅう〔クワイジウ〕【懐柔】

[名](スル)うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。「議会懐柔する」
[類語]籠絡手なずける操る御する丸め込むたらし込む手玉に取る

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精選版 日本国語大辞典 「懐柔」の意味・読み・例文・類語

かい‐じゅうクヮイジウ【懐柔】

  1. 〘 名詞 〙 うまく扱って、自分の思うとおりに従わせること。手なずけること。だきこむこと。
    1. [初出の実例]「以為君恩薄。而無懐柔之情」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二四年〕

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普及版 字通 「懐柔」の読み・字形・画数・意味

【懐柔】かいじゆう(くわいじう)

安んじやわらげる。〔詩、周頌、時〕百を懷柔し 河と喬嶽とに

字通「懐」の項目を見る

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