懸想人(読み)ケソウビト

デジタル大辞泉 「懸想人」の意味・読み・例文・類語

けそう‐びと〔ケサウ‐〕【懸想人】

思いをかけている人。恋をしている人。
我等をば―の数にも入れざなるこそからけれ」〈宇津保嵯峨院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懸想人」の意味・読み・例文・類語

けそう‐びと ケサウ‥【懸想人】

〘名〙 ある異性に思いをかけている人。恋をしている人。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「我れらをば、けさう人の数にも入れざなるこそからけれ」

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