デジタル大辞泉
「懺悔懺悔」の意味・読み・例文・類語
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さんげ‐さんげ【懺悔懺悔】
〘名〙
① (「ざんぎさんげ(慙愧懺悔)」の変化した語。「ざんげざんげ」とも) 富士、
羽黒、
大山などの霊峰に登る行者などが唱える語。
※
歌謡・松の葉(1703)二・
富士詣「富士詣の行人たちが、ざんげざんげ六根罪障、ざんぶりどんぶり」
② 歌舞伎陰唄の一つ。「与話情浮名横櫛」源氏店の場の
与三郎と安五郎の出など、世話場の
町人の出入りや貧家の幕開きなどに用いる。
※歌舞伎・網模様燈籠菊桐(
小猿七之助)(1857)五幕「もし爰へでも来て居るかと、さんげさんげに化けて来て、内の
様子を窺ったが」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報