成り次第(読み)ナリシダイ

デジタル大辞泉 「成り次第」の意味・読み・例文・類語

なり‐しだい【成り次第/為り次第】

[名・形動ナリ]成り行きにまかせること。また、そのさま。
「―に勤めて」〈浮・諸艶大鑑・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「成り次第」の意味・読み・例文・類語

なり‐しだい【成次第・為次第】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「しだい」は接尾語 ) なるがままにまかせておくこと。なりゆきにまかせること。また、そのさま。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「よそを憐み、我身をなりしだいと思はば、道にそむかず」(出典:京童(1658)一)

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