成子坂町(読み)なるこざかまち

日本歴史地名大系 「成子坂町」の解説

成子坂町
なるこざかまち

[現在地名]浜松市成子町なるこちよう菅原町すがわらちよう塩町しおまち海老塚えびつか一丁目・鴨江かもえ一丁目

塩町の南、南北に通る東海道に沿う。南端で東海道は西に折れ七軒しちけん町に続く。当町南端には番所が置かれていた。東は猿屋さるや(井上氏時代城下絵図など)。高力忠房による町割の際に町立てされ、浅田あさだ村の利兵衛が庄屋となり鳴子坂町と称したという(旅籠町平右衛門記録)。延宝五年(一六七七)の浜松町村家数高間尺帳によれば町の長さ一町一七間、家数三三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android