成島町(読み)なるしままち

日本歴史地名大系 「成島町」の解説

成島町
なるしままち

[現在地名]米沢市木場町きばまち・成島町一丁目・同三丁目・西大通にしおおどおり二丁目

西中間にしちゆうげんふくろ町の西、番正ばんしよう町の東西の道から北西に延びる道の両側に配置された下級家臣屋敷町。当町中ほどでおお町からあら町・座頭ざとう町・信夫しのぶ町を経る越後街道となる。当町は越後街道出入口にあたり、口番所が置かれていた。享保一〇年(一七二五)の城下書上によれば町の長さ六町三五間・道幅五間・屋敷数七九。ほかに長さ二町三〇間・道幅九尺の木場町と結ぶ二つの横町と、長さ四九間・道幅一間の横町がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android