出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
個体が成長してその機能を十分に発揮できるようになること。動物においては生殖機能が完成することを、植物の場合は花をつけ実を結びうる状態になることをいう。動物では下垂体や甲状腺(せん)のホルモンが、植物では植物ホルモンが密接に関与する。成熟までに要する時間は生物の種類によってだいたい決まっているが、しばしば温度、光、その他の環境条件によって影響を受ける。一般に高温におけるほうが低温におけるより早く成熟する。また、たとえばラットを連続照明下で飼育すると成熟が早まり、連続暗黒下で飼育すると遅れる。成熟という語は個体に限らず、卵、精子、種子などに対しても用いる。なお、生殖細胞がつくられるときの減数分裂のことを成熟分裂ともいう。
[内堀雅行]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…個体群成長曲線はS字状曲線(シグモイド曲線)を示す場合が多い。成長の促進される前期と成長が弱まる後期の2相に大きく分けると,両相の移行点は植物では開花期,動物では成熟期にあたる。未熟期,成熟期,老衰期の3相に分けることもある。…
※「成熟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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