成田長泰(読み)なりた ながやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成田長泰」の解説

成田長泰 なりた-ながやす

?-? 戦国時代の武将
成田親泰(ちかやす)の子。武蔵(むさし)忍(おし)城(埼玉県)城主。関東管領上杉憲政(のりまさ)に属したが,のち北条氏康にしたがう。永禄(えいろく)4年(1561)長尾景虎(上杉謙信)の関東出兵に際し,景虎について氏康がよる小田原城をせめる。その後も長尾,北条両氏の間で向背をくりかえし,最後は謙信にしたがう。8年子の氏長と不和になり,翌年隠居した。初名は太郎五郎。号は蘆伯。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android