我が子を食うサトゥルヌス(読み)ワガコヲクウサトゥルヌス

デジタル大辞泉 の解説

わがこをくうサトゥルヌス〔わがこをくふ‐〕【我が子を食うサトゥルヌス】

原題、〈スペインSaturno devorando a su hijoゴヤ絵画カンバス油彩。縦144センチ、横81センチ。ローマ神話農耕の神サトゥルヌスが、将来自らの子に殺されるという預言を恐れ、子供たちを食べ殺した場面を描いたもの。晩年に制作された「黒い絵」とよばれる連作の一。マドリードプラド美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス の解説

我が子を食うサトゥルヌス

スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの絵画(1820-1823)。原題《Saturno devorando a un hijo》。ローマ神話の農耕の神サトゥルヌス(ギリシャ神話クロノス)が、将来、自らの子に殺されるという預言を恐れ、子供たちを食べ殺した場面を描いたもの。晩年に制作された「黒い絵」と呼ばれる一連の作品の一つ。マドリード、プラド美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android