我折(読み)がおる

精選版 日本国語大辞典 「我折」の意味・読み・例文・類語

が‐お・る ‥をる【我折】

〘自ラ四〙 あきれ驚く。→我(が)を折る
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三「今我をれ目に見ぬ冨楼那(ふるな)大矢数〈武仙〉 木の下闇愚痴槃特〈西鶴〉」

が‐おれ ‥をれ【我折】

〘名〙 (我(が)が折れたことの意) 恐れ入ったこと。驚きあきれたこと。多く感動詞的に用いる。
※浮世草子・椀久二世(1691)下「いづれも横手をうって、大臣の仕出し我(カ)をれ我をれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android